塗料を選ぶポイント
当社のケミカルカチオンパック塗装を御採用いただいたある一部上場企業の技術担当者様の検討資料のエッセンスをご紹介いたします(当社で、項目を分類等してわかりやすくしています。)
大変素晴らしい検討で、遮熱塗料を導入する際に会社として考えるべき点が網羅されています。検討項目は少なくとも15項目以上あるのです。
世の中にはたくさんの遮熱・断熱塗料がありますが、どの項目を大きく評価するかは会社の経営方針やその建物をあと何年使う予定か等、会社の経営方針によって異なりますが、どの塗料を使おうか迷っていらっしゃる方には参考になるのではと思います。
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1.各工法の比較
屋根の塗装と一口に言っても、少なくとも六つの種類があります。また、老朽化したスレートや金属屋根の場合には、葺き替えてしまう工法との比較も必要です。様々な工法について、その名称と特徴を下記の通り整理しています。
| 工法の名称 | 工法の特徴 | ||
| 塗装工法 | 1 | アクリル樹脂系塗装 | ごく一般的な塗料。最も安価だが、耐久性の面で劣る。最近ではアクリルゴム系の弾性に優れた塗料も開発されているが、従来品は艶引けが早く、一般的な寿命は5年程度と言われている。比較的短期の延命対策に有利でアクリルリシンでの実績は多い。 |
| 2 | 発泡ウレタン塗装 | ドイツでスレートの石綿飛散対策として開発された工法。発泡ウレタンを25ミリ程度の厚さで吹付けるので、スレート屋根の強化と断熱が実現でき、下地処理も簡素で済み長所が多いが、将来の解体性や廃棄物処理の面に課題を残す。 | |
| 3 | フッ素樹脂系塗装 | 可視光線領域で反射率50%以上を発揮し、その他所定の要件をクリアーする。太陽光反射に特化しているので、他の性能では未知数の項目も多い。 | |
| 4 | セメント系ポリマー塗装 | 建築物・構造物の補強・補修材として開発されたセメント系の塗り剤。各種のポリマーと硬化剤を加えてコテ塗りや吹付け工法で施工される。下地に水分が存在しても施工が可能で防水・断熱・強化等の効果を発揮する。 | |
| 5 | アクリルコーテイング塗装 | 外国で開発された高耐久性・高弾性のアクリルコーテイング塗料。セラミック塗料の劣化原因No1の紫外線に対して強い。低温域でも高い伸縮性を維持すると共に、近赤外線領域の反射率が高いので遮熱製も良い。 | |
| 6 | ケミカルカチオンパック塗装 | 下地が持つ(-イオン)へ接着力を増すために(+イオン)カチオン性を有するアクリル樹脂混和液とセメントパウダーで構成される接着力が強い強化用塗料。元来はセメントスレートの飛散防止対策で開発されたが、台風襲来時にも強化性立証した。遮熱性能も有す。 | |
| 二重葺き工法 | 1 | スレート屋根にスレートの重ね葺き | 老朽スレート屋根の漏水対策で全面葺き替えが困難な場合に行う。屋根重量が大幅に増加するため(25kg/㎡超)耐震上の確認を要する。建築基準法における主要構造部の過半におよぶ改造に該当する恐れが高く、県市区確認申請の提出が必要となる可能性が高い。 |
| 2 | スレート屋根に金属の重ね葺き | 老朽スレート屋根の漏水対策で全面葺き替えが困難な場合に行う。台風による飛来物に対する耐性は高いが、塗料に比して重量が増える(10kg/㎡以下)。中間層に保温材を設置すれば、断熱対策も可能となる。 |
記入用(EXCELファイル:29KB)
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2. 性能比較の各項目と判定基準
クリックしていただくと、項目の表が出てきますが、15項目以上の確認事項があります。(PDFファイル:105KB)
- 耐久性に関する項目(強度回復、耐候性、防錆性、耐火性、防水性、保証期間、施工実績)
- 遮熱・断熱に関する項目(太陽光反射率、断熱性)
- 費用に関する項目(価格、施工期間等) ・環境保全に関する項目(施工時のアスベスト飛散の程度)
- その他の項目(施工時の安全対策、屋根重量の増加)
3.それぞれの塗装工法につていの比較
某一流企業の技術者様は、各塗装工法ごとに2の項目を詳しく点数化され、合計点を出して優劣を決めるという方法を取られました。
結果として、ムライケミカルパックの製品が優れた評価をいただきましたが、どの項目を高く評価するかは、皆さんの会社の経営方針に直結します。ともかく二酸化炭素の排出を減らしたいということであれば、耐久性などは二の次にして断熱性と反射性に点数の配分を多くすることになります。
また、「いやいやうちは、塗装して直ぐにはがれてもらっても困るので、耐候性や強度回復を重視する。」いう会社様もあるでしょう。別の会社では、費用を重視するということもあるでしょう。
どの項目にどれだけの点数を配分するかは皆さんの会社の経営方針かかわる話ですので、よくお考えになって総合的にご判断下さい。
なお、某一流企業の技術者様の配点と、各塗装工法ごとの点数ををご覧になりたい方は、当社にお問い合わせ下さい。







