住友重機械工業(株) 愛媛製造所様
場所:愛媛県新居浜市
施工年:平成20年9月
工事内容:工場建屋塗装工事
施工面積:2,161㎡
塗装後の写真:

ご担当の近藤様のコメント
電力使用量削減に対し、空調設備、工場屋根の採光板、天井照明の更新など数々の手法にて対策を講じる中で、日新電機(株)より紹介を受け、遮熱塗料も一つの手段として検討することになった。
当初、遮熱塗料でどれほど効果が出るのか半信半疑の状況であったが、2007年に「ケミカルカチオンパック」の試験塗りを工場敷地内の監視建屋2棟で屋根、外壁にて実施、測定の結果大きな効果のある事がわかった。
金属屋根への試験塗りでは、塗装の有無により屋根外面で16.7度、屋根裏空気温度で13.5度の温度差を計測、またALC外壁と鉄扉部への試験塗りでも、室内温度13.4度の温度差が計測された。室内温度13.4度の温度差により、エアコンに使用する電気使用量が年間(冷房のみ)で約5,000kwhの削減が見込まれることも試算され、十分な効果を発揮することが実証された。
また「ケミカルカチオンパック」については、数ある遮熱塗料と比較し、遮熱断熱効果のみならず、劣化したスレートに対し新品同様までの強度回復、並びに含有されているアスベストの飛散防止にも効果を発揮するため、新居浜工場設計ビル外壁「スレート及び鋼板」に採用、2008年10月頃に施工完了した。
採用された設計ビルは、1Fから4Fまでのエアコンをすべて更新、また窓のサッシをスチールからアルミへ変更するなど、「ケミカルカチオンパック」の塗装と並行し、あらゆる手法を駆使し電力消費量の低減を進めている。今年の夏場からの効果を期待している。
近藤様のご紹介
近藤様は、住友重機械工業(株)の地球温暖化対策として2005年8月より各工場に出された「05年から07年の3ヵ年で04年対比電気使用量10%削減」の会社要請に対し、新居浜工場長直轄のアシスト役として見事に会社要請を達成、07年に工場省エネプロジェクト社長表彰を受けられた。
また、2009年2月には、経済産業省エネルギー管理有料工場として四国経済産業局長賞を新居浜工場として受賞された際の中心人物である。
この内容については、日本産業機械工業会環境委員会の2008年活動報告書にも掲載されている。









